ニュース&トピックス

台風27号の予想進路範囲が陸地寄りに?

台風27号の予想進路範囲が陸地寄りに。米軍発表(21日9時)によると、25日の夜、静岡県から東京都を経由、茨城県沖へ抜ける線上を中心とするエリアへ。

また台風前面には、危険な前線帯も形成される見込み。18号による京都などの特別警報時も、26号の伊豆大島の豪雨も、台風が来る前の前線によるものです。

23日頃から太平洋側を中心に集中豪雨への警戒が必要です。台風が迷走して、長時間同じ場所に降り続く危険性もあります。

と言うのも、ECMWFは本州ど真中から東北縦断を予測し、気象庁は海上中心と、各機関まちまちで進路予測が安定していません。
台風28号が発生し、藤原の効果による相互干渉も手伝って、進路予測が難しく速度も遅くなっているものと思われます。

最新情報へご注意下さい

(クリックすると拡大)

(クリックすると拡大)

(クリックすると拡大します。)

(クリックすると拡大します)


※この記事は岐阜県の気象予報士 大竹さんのFaceBookへの投稿を許可を頂いて転載しております。
 防災情報の共有としてお役立て頂ければ幸いです。

用語:藤原の効果 (wikipedia より)
藤原の効果(ふじわらのこうか、英:Fujiwhara Effect)は、2つの熱帯低気圧が接近した場合、それらが干渉して通常とは異なる進路をとる現象のことである。1921年に当時の中央気象台所長だった藤原咲平が、このような相互作用の存在を提唱したためこの名がある。藤原効果とも呼ぶ。

藤原の効果 (wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%A4%E5%8E%9F%E3%81%AE%E5%8A%B9%E6%9E%9C

「eラーニングをすべての人に!」
株式会社キバンインターナショナル KiBAN INTERNATIONAL CO.,LTD.
Web : http://elearning.co.jp
E-mail : international@kiban.jp
担当:o.nakamura