※受験に関する情報は、必ず直接主催者HPでご確認お願い致します。
~その1~ まずは試験時期・申込時期を心得よ!
「気象予報士」の試験は、8月末と1月末の年2回。
年に1回の試験と比べて、タイミング的に受験しやすい試験といえます。
おおむね、2ヶ月前から申込可能です。受験資格は制限がないので、どなたでも受験できます。
申込は、主催者「一般財団法人 気象業務支援センター」Webサイト http://www.jmbsc.or.jp/hp/cwfe/init.php から、受験資料を入手した後、「郵送」か「持込」で行ないます。
受験資料は、試験の3ヶ月前くらいから配布開始になります。
~その2~ 受験地を把握せよ!
気象予報士試験の受験地は、北海道,宮城県,東京都,大阪府,福岡県,沖縄県です。
最寄りの受験地を、受験資料で確認しましょう。
~その3~ 試験科目・出題形式を心得よ!
試験は、多肢選択式の「学科」と、記述式の「実技」の試験に分かれます。
いずれも筆記試験です。
●学科試験の科目
1)予報業務に関する一般知識
大気の構造,大気の熱力学,降水過程,大気における放射,大気の力学,気象現象,
気候の変動,気象業務法その他の気象業務に関する法規
2)予報業務に関する専門知識
観測の成果の利用,数値予報,短期予報・中期予報,長期予報,局地予報,短時間予報,
気象災害,予想の精度の評価,気象の予想の応用
●実技試験の科目
1気象概況及びその変動の把握
2局地的な気象の予報
3台風等緊急時における対応
~その4~ 試験時間を心得よ!
・午前は「学科試験」:2時間
(予報業務に関する一般知識:1時間、予報業務に関する専門知識1時間)
・午後は「実技試験」:1時間15分
午前と午後に渡る、ちょっと長丁場の試験です。集中力が要求されます。
28年度から試験日の時間割を変更し,学科試験・実技試験それぞれの休憩時間を延長します。
各科目の解答時間の長さについての変更はありません。
なお,予報士試験の日程や申請方法等の詳細については,受験資料を入手の上,試験案内書の内容をご確認ください。
~その5~ 合格率を心得よ!
毎回4000〜5000人の方が受験し、合格率は、平均5~6%の試験となっています。特に近年は、合格率5%を切っています。
それだけに、価値が高いと言えるでしょう。
難しい試験ではありますが、誰でも何度でも挑戦できる国家試験です。
※「てんコロ.の気象予報士講座総合フルパッケージ」には延長保証もついていますので、万が一、1度で合格できない場合でも、最大3年間(最初の1年+延長2年)、ご安心してご受講頂けます。
~その6~ 合格点を心得よ!
学科試験(予報業務に関する一般知識):15 問中正解が 11 以上
学科試験(予報業務に関する専門知識):15 問中正解が 11 以上
実技試験:総得点が満点の 70%以上
(※参照:平成 28 年度 第 1 回試験情報 http://www.jmbsc.or.jp/hp/cwfe/pdf/cwfe_46_annai.pdf )
~その7~ 学習時間を心得よ!
あくまでも目安ですが、気象予報士試験に合格するには、1,000時間〜の勉強が必要になります。
※『気象予報士講座総合フルパッケージ』には、最大2年間の延長保証がついております。
~その8~ 勉強法を心得よ!
・常に「気象」の勉強に触れて頭に刷り込む(覚えることがたくさんあるので!!)
例えば)通勤・通学・お昼休みなど隙間時間などを利用。
※eラーニング講座は1講座10分程度なので、ちょっとした時間にスマホで学べる。
特に、物理の考え方に慣れていくこと!!
・腰を据えてじっくり勉強もする(計算など、実際に自分のノートに書いてみる!!)
・過去問を「多く」・「繰り返し」やる
まずは、講座の各章の最後にある「理解度チェック」をやってみる。
次に、過去問を「多く」解いて、知識を増やしていく。
そして、過去問を「繰り返し」て、理解を固めていく。
・本物の資料に触れる
勉強を始めた頃から、意味わからなくてもいいので資料を見てみる。
あとから勉強するときに、すんなり頭に入る。
特に勉強し始めのころは、物理学をやっているようでおもしろくなくなってくる時があるかもしれない。そんな時べ資料を見ると飽きずに勉強できる。
▲気象庁ホームページで資料を見る
http://www.jma.go.jp/jma/index.html
さらに、
・理系の人向け勉強法
公式を見て、数式がもつ意味を思い出せるか確認してみる。
・文系の人向け勉強法
ポイントは、「事前に学習しておくと楽な数学の知識」を身につけること。
これにより、すんなりと気象予報士の勉強に入れる。
~その9~ どんな仕事があるのか心得よ!
各種メディアで活躍する、お天気お姉さんお天気おじさんだけが気象予報士ではない!!
個人の企業や団体様に向けての気象情報をお出しする。
お客様それぞれ欲しい情報が違うのでニーズに合わせて、予測を出す。
例えば
1 自治体向け防災情報
2 鉄道やバスなど交通機関向けの気象情報
3 国道や高速道路への降雪量予測
4 船舶や海の工事のための波浪・風予報
5 スキー場、ゴルフ場などレジャー施設への気象情報
などがあります。