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大気の熱力学を勉強してみる

さて前回は太陽系の惑星(地球含む、金星・火星)の大気組成やオゾン層の話でした。今日は大気の熱力学の勉強に入ります。

 



こんな感じです。「熱力学の第一法則」!いよいよ物理という感じになってまいりました。

 



熱力学の第一法則というのは佐々木先生曰く、「熱力学の『第一法則というのは、ようするに、カツ丼食べて、体温が上がって、さらに仕事するそういう事です。」とのこと。いまいち分かったような分かんないような、でも温度と仕事の話を聞くとそういうものか、という気にもなる不思議な説明です。この辺が、てんコロの気象予報士講座のなんとも言えない魅力でしょう。

 



さらに圧力を変えないまま熱を加える定圧比熱と、容積を変えないまま熱を加える定容比熱についての説明。この定容比熱に関してはぶっちゃけ、圧力鍋の仕組みと思っておけば良いようです。

 



断熱膨張冷却というのは、いわゆるエアコンの仕組みのようなもののようです(これは、先生が明言してた訳ではないので間違ってたらすいません。)。Youtubeに載っていた理科実験なんかだとこの作用を利用してまんま雲を作る実験なんかが掲載されていましたので、雲の生成に重要な現象のようです。

 



そして飽和水蒸気圧と温度の関係。飽和水蒸気圧とは水蒸気が空気中に存在していられる圧力ということになりますから、降雨や降雪などに重要な要素なのでしょう。

 


で、最後に問題演習です。気象予報士試験の問題は、このように単位の変換(ここでは、パスカルとヘクトパスカル)に気をつけないといけない出題も多いので、実際の試験問題に即した形の問題演習は有難いです。ちなみに、解説を聞けばなるほど、とおもいますが、やはり初回だとそもそもどう解いていいかも分からんですね。これは後々問題演習かなにかで復習をする必要がありそうですね。

 


さてそんな訳で、だんだん数式がでてきて気象学ぽい感じになって来ました。正直、式を使った計算など全然使いこなせる気がしませんが、まずはざーーっと全体を眺めて、問題演習などを試してみようかと思いますので、あやふやな箇所もそのまま先にすすんでみたいと思います。(どうしても分からなくなったら、戻って復習できるのもeラーニングの魅力ですし。)

はい、そんな訳で次回は、3章に続きます。

 

※この記事は、受講体験記なので、言葉の解釈等、誤解があるかもしれません。
※気象予報士の学習には、本編講座をご利用ください。

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担当:o.nakamura