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大気の状態は確かに、かなりの不安定だった。強めの雷雲が頭上を通過する時、ひょうが降った。と同時に、かなりの突風だった。

竜巻、突風による被害が出ました。非常に大気の状態が不安定でした


上空には、この時期にしては強い寒気。そして気圧の谷。その結果、発達したエコーが複数のラインで東進。

１２時～１５時までの１時間毎のエコー

そして、問題の茨城付近は下層には気流の収束があった。

茨城付近は下層には気流の収束

つくばを拡大して見ると、渦運動を加えそうな収束が見られます。

この時期は、まだ上空には冬～春ぐらいの寒気が南下しやすく、また下層ではそろそろ夏の空気が入り始める。だから、今回のような条件が揃うとかなりの不安定になる。
落雷、竜巻などの突風、短時間強雨、ひょう、アラレ…
シビア現象に、厳重に警戒しないといけないのです。ちなみに、ニコタマにもひょうが降りました。直径は大きいもので７～８ミリぐらい（目測）もちろん、風もかなりの強さで、怖かったです。

大きい映像はコチラ

その、連続撮影がコチラ。

めくるめく空模様

ひょうは長時間降るものじゃないから、
ほんの一瞬だけど。それにしてもタフなカメラです