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6章:大気力学1/風が吹く仕組み(3) 気圧傾度力

さて、前回のコリオリ力はサッパリわかりませんでしたが、今回は大丈夫。

気圧傾度力

今回は、気圧傾度力のお話です。

  

気圧傾度力は、以下のように気圧の高い所と低い所があった場合に、空気塊が、気圧の低い方に移動する、つまり風の原動力のようです。

  

で、ここでは何故、気圧差が生じるのか、という事を説明しているわけですが、詳しくは、本編(6章)をご購入下さいな。と。

ここでは、用語、というか様々な風について、メモを残しておきます。

  

地衡風

等圧線に経高に吹いている。
気圧傾度力は気圧の高い方から低い方へ向かって等圧線に直角に働くけれども、コリオリの力は北半球では風の進行方向を向いて右向きに曲げられる。なので、地衡風は、等圧線に沿って北半球では気圧の高い方を右手に吹く。

  

傾度風

地衡風にさらに、回転成分を持つ場合。(同心円のような気圧配置の場合など)。高気圧性の回転と低気圧性の回転がある。

  

で、何故、地衡風や傾度風が重要なのかというと、後々以下のような高層天気図を見る場合に、偏西風が蛇行し、気圧の谷や気圧の尾根と呼ばれる現象が出てくるのですが、こういったものを見る際に重要、とのことです。

  

旋衡風

竜巻など。このスケールの場合、コリオリ力は無視!
気圧傾度力と遠心力の釣り合いの結果生じる風

  

※この記事は、受講体験記なので、言葉の解釈等、誤解があるかもしれません。
※気象予報士の学習には、本編講座をご利用ください。

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