最高気温29℃じゃねーか、ばっきゃろー
朝、晴れたねー、晴れたわー。アツイっつーの、バカヤロー。明日(24日)、晴れたら31℃とか?そんな感じで今日よりアツイよ。
南海上の低気圧に関しては、まずまず曇ってくれたけどもっと朝から曇るイメージだったんだよね。クソ。
今週は、フツーに夏の暑さですな。まあ、体調を崩さないようにね。
7月11日~14日の九州の大雨について特に、阿蘇乙姫で集中豪雨となった7月12日未明~朝にかけてもう少し詳しく見てみるかな…
対馬海峡を通る前線の位置はあまり変わらないけどちょっと南下する感じか。
今回の大雨は、別に前線のすぐ近くで発生したものではない。
850hPaの相当温位、風の様子を見てみると↓
前線の南側、波動の前面、北側にある低気圧の南側まで345K以上の高相当温位の領域が分布。
しかし、これが大雨の直接の原因ではなく…
さらに大気下層(500mぐらい)には、高気圧の縁辺を回って東シナ海にエライ水蒸気量の多い空気が溜まっていて、それが西~南西風でもって、九州北部に流れ込んでいる。
それを表すのが、下の3つの図。925hPa (800m付近)の相当温位と風。
ホントは950hPaが良かったんだけど、無くて。
緑色の網かけ域は、354K以上の高相当温位域で、それが強い西寄りの風でもって、熊本県に突っ込んでいる。
しかも、それが続くという状況。
<925hPa21時>
<925hPa03時>
<925hPa06時>
阿蘇一帯の山々は1500m前後だから、まさに925hPa 付近に表れる暖湿気はこの山の斜面で強制的に上昇させられてる可能性大。
ここではあんまりたくさん画像を載せると重ったるいので細かくは載せませ~んが、
とにかく大気下層の暖湿気補給が続いたことが、まず一つの原因。前線の南側のシアに沿ってできた対流雲列が、
一個通り過ぎたら終了、という場ではなかったということ。
さらに上の図で見たように、高相当温位の気流が西寄りの風で阿蘇にぶつかり、強制上昇によって余計に対流雲が発達…など複数の原因が重なってしまったことで起こった集中豪雨だったんだろうな。
詳しい内容は…
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