潜熱について押さえておきたいところ!【気象予報士の用語チェック】
こんにちは。キバンインターナショナルの武内です。
気象予報士の勉強で重要な用語について載せています。
解説は、気象予報士講座から、ピックアップ。勉強にお役立てください。
潜熱について押さえておきたいところ!
地球上ではですね、水は相変化といって3つの状態に変化します。
そういう状態変化するときに引っ込んだり出たりしている熱のことを「潜熱」という風に言います。
まず潜熱の放出から見ていきますけれども、水蒸気が水になるときに凝結熱という潜熱を放出します。また、水から氷になる時も、凝固熱という潜熱の放出があります。さらにですね、水蒸気からいっきに氷になる時には、昇華熱というこれもまた潜熱ですけれども、潜熱が放出されるんですね。逆にですね、氷から水に溶ける時には、融解熱という潜熱が今度は吸収されます。で、水から水蒸気になる時には、蒸発熱という潜熱を吸収する訳ですね。で、氷から一気に水蒸気になる時は、名前は同じですけども、昇華熱という潜熱が吸収される。という風な熱の出し入れがあるんですね。
潜熱の分量、数字を覚える必要な無いんですけども、一番多いのが昇華熱ということは覚えておいた方がいいですね。やはり、氷から水蒸気、水蒸気から氷と、一気に状態変化するときにはエネルギーが多く、潜熱が多く出し入れされる訳ですね。これ見てわかる通りですね、昇華熱は凝結熱+凝固熱、蒸発熱+融解熱、この上の二つの和になっております。
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