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比湿・混合比とは?【気象予報士の用語チェック】

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こんにちは。キバンインターナショナルの武内です。
気象予報士の勉強で重要な用語について載せています。
解説は、気象予報士講座から、ピックアップ。勉強にお役立てください。

比湿・混合比とは?

水蒸気の表現方法で一番面倒臭いのが、比湿と混合比っていうものなんですね。言葉で説明すると、
比湿は、湿潤空気の中に、水蒸気が何g入ってるのか?
混合比は、乾燥空気に対して、水蒸気が何g在るのか?ということなんです。

で、実際数字を入れて説明した方が分かりやすいと思いますので、例えば、湿潤空気密度1kg/㎥の中に水蒸気が5g含まれてますよって言った場合比湿の考え方で言えば、湿潤空気1kg分のその中に5gの水蒸気が、水が入ってますよっていう風に表します。ところが、混合比は、分母、乾燥空気です。乾燥空気ですから、水蒸気の分を抜きます。ですので1kgから5gを引くんです。955分のその引いた5gが分子に乗っかってる。だからちょっとだけ数字が違うんですね。

では実際混合比と比湿はどういった風に表すかっていうと、

w=0.622×p分のe。

pは電圧分のeは水蒸気圧です。pが電圧ですから、これは正確に言えば、比湿。
水蒸気を含んだ電圧分の、水蒸気圧ってことになりますので、これは比湿を表してることになります。
ですが、実際にはですね、空気の中に含まれる水蒸気っていうのは、乾燥空気に対して十分に小さいんですね。
ですから、これ正確に計算しなくても、混合比と比湿ってほぼ同じ値を示します。
ですので、混合比も比湿もこの式で表してしまっても、計算してしまっても、特に大きく差し支えがあるようなことは無いんですが、
正確に言うと、混合比っていうのは、乾燥空気に対する比ですので、上の式を混合比にするなら、

w=0.622×p、電圧ですね、湿潤空気から、水蒸気圧を引きます。p-e分のeと、いうことになる訳なんですね。

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