湿潤断熱減率とは?【気象予報士の用語チェック】
こんにちは。キバンインターナショナルの武内です。
気象予報士の勉強で重要な用語について載せています。
解説は、気象予報士講座から、ピックアップ。勉強にお役立てください。
湿潤断熱減率とは?
飽和に達した後の空気塊の温度変化が湿潤断熱減率っていうものなんですね。
で、その湿潤断熱減率をですね、乾燥断熱減率と比較してみると、青い線が乾燥断熱減率ですが、これはもう勉強した通り、1キロごとに10℃下がる、10℃/kmで下がる乾燥断熱減率です。
それに対して赤い曲線で示した方ですね、これが湿潤断熱減率です。
これは今言ったように、凝結をするっていうことでですね、三相変化、水の三相変化で凝結する時には潜熱が放出されますから、その放出した潜熱の分が加わって、気温、温度原理ですね、ごめんなさい、湿潤断熱減率の温度減率ってのは、乾燥断熱減率よりも緩やかになってるんですね。
で湿潤断熱減率をまとめてみますと、
大体大気の下層の方です。って言うのは、水蒸気量が多いですので、
そうすると潜熱を出す量も多いですから、4℃/km。1km毎に4℃下がるぐらいの割合で、非常に緩やかな温度減率になります。
そのさらにちょっと上に上がっていくと、6~7℃/km、でさらに上昇すると、水蒸気量は少なくなってきますから、次第に乾燥断熱減率に近づくと。で実際グラフでもですね、乾燥断熱減率の傾きに、上層の方は湿潤断熱減率もだんだん傾きが乾燥断熱減率に近い形になっていってるのがわかると思います。
~佐々木先生の気象予報士講座では、
天気の知識一つ一つにこうやって考えるんだよというメッセージがあって、イメージしやすい。
先生の明るいキャラクターも加わり、楽しいという気持ちで勉強できる内容となっています。
単元ごとの購入も可能です!!
こちら(http://tenki.elearning.co.jp/?page_id=15)より視聴もできますのでぜひご覧ください。~
講座サンプル
てんコロ.の気象予報士講座 大好評発売中!
気象予報士講師としても、気象庁や大手企業での予測業務でも活躍中の気象予報士、佐々木恭子先生による合格対策講座です。
国家資格の気象予報士試験は合格率5%という難関の資格です。一方気象予報はとっても身近な存在であり、誰もが気象に興味があれば学んでも楽しい分野です。
キバンインターナショナルのクロマキーシステムを駆使した映像は、気象画像を多く使用する当講座にはベストマッチです。佐々木先生の講義も個性あふれていて楽しい講座です。 講座は分かりやすくするため、なるだけ専門用語を使っていません。
普通のテキストでは図解されていないようなところにもふんだんに図解を盛り込んでいます。
「文系だから」「合格率悪いから」「物理避けてきました」。そんな初学者の方にも分かりやすく丁寧に解説しています。eラーニングにも関わらずリラックスできる雰囲気が特徴です。
講座の詳細、無料体験、ご購入は下記をご覧ください。 http://tenki.elearning.co.jp/?page_id=15
ログインはこちらから。
「eラーニングをすべての人に!」
株式会社キバンインターナショナル KiBAN INTERNATIONAL CO.,LTD.
Web : http://elearning.co.jp
E-mail : international@kiban.jp
担当:kobayashis