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放射量の法則【気象予報士の用語チェック】
こんにちは。キバンインターナショナル武内です。本日は、大気の放射の章より、放射量の法則です。
放射量の法則
放射強度は、放射源からの距離の 2 乗に反比例するというものです。
大雑把に言えば、 遠く離れれば離れるほど受け取る放射が少なくなるということです。
例えば、図のように 太陽からの距離が「d1」の青い球面と、太陽からの距離が「d2」の赤い球面があると します。
放射源の放射強度は変わりませんが、受け取る面が放射源からの距離が遠くなる ほど面積が大きくなってしまいます。
従って、1㎡あたりが受け取れる放射は少なくなっ てしまいます。
放射強度は、太陽放射の入射角度によって異なります。
例えば、太陽光が直角に地表面 に入ってくるならば、このように90°で入射するので、I=I0となります。
しかし、入射角度が90°でない時は、光が地 表面に当たる面積が広くなってしまうため、
結果 的に1㎡あたりの受け取り量は、直角に入射する 時よりも小さくなってしまいます。
(30°の角 度が付いたなら、sin30°で2分の1の受け取り になりますね)
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