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ハドレー循環・極循環・フェレル循環【気象予報士試験の用語チェック】

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本日は、てんコロ. 気象予報士講座の第8章 大規模な大気の運動 2.南北方向の大気の流れ から
「ハドレー循環」「極循環」「フェレル循環」の用語チェックです。

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子午面循環には、低緯度側からハドレー循環、フェレル循環、極循環という3つの循環 が見えてきます。

「ハドレー循環」
ハドレー循環は、赤道付近の暖かい空気が上昇 して、上昇した空気は高緯度側へと移動します。するとコリオリ力が働き、そのまま北上 することはできません。でも、低緯度側から空気がどんどん移動してきて溜まってくる…、 そのため仕方なく北緯30°あたりで下降します。

「極循環」
また、北緯60°より北側でも相対的に暖かい空気で上昇し、極地方の冷たい空気ので下降するという極循環があります。これらは2つの循環は、暖かい空気が北に運ばれ、冷たい空気が南に運ばれるという流れで「直接循環」と 言います。

「フェレル循環」
その理論で言うとフェレル循環は、ちょっとおかしいですね。冷たい空気側で 上昇して、相対的に暖かい空気側に下降気流ができています。これを「直接循環」に対し て、フェレル循環は「間接循環」と言って、実は見かけ上の循環です。厳密にはこういう 循環はありません。 緯度30~50°付近には偏西風が流れています。この付近は低気圧や高気圧などの、 擾乱の通り道になっています。この緯度帯で、上昇流と下降流を平均してみると、こんな 循環(フェレル循環)が見えてくるということです。

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