気象予報士試験、合格体験談(^_^) <関田さんはプロのダイバーで、社長さんだぜ!><ラジオっぽい!TV43>
第40回気象予報士試験の合格者、関田さんのお話しをうかがってきました。
なんでしょう?なぜみなさん、面白いお話ばかり持ってらっしゃるのか!今回は、関田さんのお話を伺いつつ大島の話まで話題が及び、防災について再度考えさせられることとなりました。
いやー。とても憧れます。湘南、海、ダイビング…どれもこれも憧れるばかりで…^_^;でも、海の仕事というこは、気象とは切っても切れない仲。気象予報士の資格取得を目指したのは必然なのかも知れません。
関田さんの勉強方法で、なるほど~!と思ったのは、過去問を10年分一通りやる!というところです。関田さんは、見たことない天気図のパターンは分からないけど、勉強したことのあるパターンなら分かる、つまり過去10年分の実技を全てやることで、多種多様なパターンを頭に入れて行くという方法です。そうしていくうちに、例えば発達する低気圧について聞かれること、前線の位置について聞かれること、などなど、頻出の問題が分かります。そこで、とにかく模範解答を写して、答え方を頭にたたき込むというわけです!
関田さんは、実技の勉強中はほとんど日々の天気図を見ていなかったそうです。毎日の天気図見て、頭を悩ます時間はなかったと言ってました。私は、普段皆さんには「時々、天気図を見て見慣れてくださいね」と言ってます。それは、自分が勉強していた時に、天気図になかなか見慣れなくて困ったものですから、経験上、見た方がいいよ!って言っていたのです。しかしながら、予報士の資格は取ってからが勝負!!という部分が大いにあります。ですから、1日の限られた勉強時間を、ワケ分からん天気図を見るのにガッツリ時間を割くというのではなく、空いた時間にちょこっと見ておく…ぐらいがいいのかも知れませんね。
<大島はとても素晴らしい海だそうです>
私は、大島に行ったことはありませんし、ましてや海に潜るということもしません。でも、関田さんに見せていただいた写真は、とてもキレイでした。
今回、台風第26号の通過に伴ってあのような大災害が起こって、関田さんもいろいろ考えているようでした。報道や私も含めて、外側から災害を見る人の多くは「どうして避難勧告が出なかったのか」とか「特別警報が出ないのはおかしい」とか、そちら側の問題が膨らみがちです。でも、関田さんは色々調べていらっしゃるようで(そこもまた尊敬するところなのですが)、問題をもっと多角的に捉えています。
例えば、避難勧告が出た、特別警報が出た、としても、どこに逃げるか整備されてない、お年寄りが多い、など、内側にも外側にも問題があるということです。また、同時に、何でもかんでも、自然を理解できると思ってはいけないし、そういう過信が大きな災害につながる一つの要因ではないか、とも言ってます。確かにそうです。数値予報で、天気予報の精度がどんどんよくなっても、100%予測可能ということはあり得ない。自然は、いつも予測不可能なことが起こり得るというシナリオも念頭に置いておかなければ、防災につながらないのかも知れません。自然災害には、「起こっても仕方がない」ものがある。けど、だからこそ今できる最大限の防災は、100%成し遂げられるようにしないといけないんだと思います。
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