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ダウンバーストについて (気象予報士試験3分間トレーニング 学科 一般)

気象予報士試験の学科試験における正誤判定用に、選択肢の正誤を判断していく練習用の­トレーニングです。
今回は、ダウンバーストについて

積乱雲に伴う下降流のうち災害を起こすほど強いものをダウンバーストという。ダウンバーストに関する次の文について、正誤の判定をせよ。

ダウンバーストは積乱雲の成熟期または減衰期に発生しやすい。

下降流は,積乱雲中を落下する雨粒や大きな氷の粒子が周囲の空気を引きずり下ろすことによって発生し、氷粒子が融解して空気が冷却されることで強くなる。

雲底下の気層が乾燥していると、積乱雲から落下してきた雨粒が蒸発するので、積乱雲から流出する下降流は弱められる。

ダウンバーストが地上付近に到達すると水平方向に向きを変えて広がるが、その広がりの大きさは4kmを超えることはない。


佐々木恭子先生の気象予報士講座ガイダンス

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