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台風と熱帯低気圧について (気象予報士試験3分間トレーニング)
気象予報士試験の学科試験における正誤判定用に、選択肢の正誤を判断していく練習用のトレーニングです。
今回は、台風と熱帯低気圧について
台風と熱帯低気圧について述べた次の文について、正誤の判定をせよ。
対流圏上層を除く自由大気中では,風の接線方向の成分は動径方向の成分に比べて非常に大きく,風はほぼ円形の等圧線に沿って吹くので,この風は旋衡風と見なしてよい。
台風の中心付近の気温は、海面から圏界面までの高度において周囲よりも高いので、静力学平衡の関係から、同じ高度における中心付近と周囲の気圧差は、高度が高いほど小さくなる。
対流圏上層では、台風の中心から外向きに流れ出る風があり、中心から離れたところでは時計回りに回転しながら吹いている。この回転の向きを決めているのはコリオリ力である。
熱帯低気圧の発生域は,海面水温が26℃以上の海域とほぼ一致している。これは,熱帯低気圧の発生・発達には海水面からの顕熱の供給が必要なためである。
佐々木恭子先生の気象予報士講座ガイダンス
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