注意報・警報の種類【気象予報士試験用語チェック】
緊急地震速報が3月22日(木)から変更になりましたが、日々、身近に出される自然災害を防ぐための警報、注意情報は沢山あるのはご存じのとおりです。本日は、てんコロ。気象予報士講座第17章より「注意報・警報の種類」を確認してみましょう。
気象庁では、対象となる現象や災害の内容によって、7種類の警報と16種類の注意報を発表しています。
警報は、大雨、大雪、暴風、暴風雪、洪水、波浪、高潮警報の7種類、
注意報は、大雨、大雪、強風、風雪、洪水、波浪、高潮、雷、濃霧、霜、なだれ、融雪、着氷、着雪、乾燥、低温注意報があります。
7種のうち以下4種類が「気象警報」
<大雨警報>
大雨により、重大な災害(浸水や土砂災害)が発生する恐れがあると予想される場合に発
表される。
<大雪警報>
大雪により、重大な災害が発生する恐れがあると予想される場合に発表される。
<暴風警報>
暴風により、重大な災害が発生する恐れがあると予想される場合に発表される。
<暴風雪警報>
雪を伴う暴風により、重大な災害が発生する恐れがあると予想される場合に発表される。
(「大雪と暴風」の意味はない。大雪により重大な災害が発生する恐れに対しては、あくま
でも「大雪警報」が発表される)
16種のうち以下13種類が「気象注意報」
<大雨注意報>
大雨により、災害(浸水や土砂災害)が発生する恐れがあると予想される場合に発表され
る。
<大雪注意報>
大雪により、災害が発生する恐れがあると予想される場合に発表される。
<強風注意報>
強風により、災害が発生する恐れがあると予想される場合に発表される。
<風雪注意報>
雪を伴う強風により、災害が発生する恐れがあると予想される場合に発表される。(「大雪
と強風」の意味はない。大雪により災害が発生する恐れに対しては、あくまでも「大雪注
意報」が発表される)
<濃霧注意報>
濃い霧により、災害(交通機関に著しい障害)が発生する恐れがあると予想される場合に
発表される。
<雷注意報>
雷により、災害(落雷、雷に伴うひょう、突風など)が発生する恐れがあると予想される
場合に発表される。
<乾燥注意報>
空気の乾燥により、災害(火災の危険)が発生する恐れがあると予想される場合に発表さ
れる。
<なだれ注意報>
なだれにより、災害が発生する恐れがあると予想される場合に発表される。
<着氷注意報>
著しい着氷により、災害(船体への着氷)が発生する恐れがあると予想される場合に発表
される。
<着雪注意報>
著しい着雪により、災害(通信線や送電線などに被害)が発生する恐れがあると予想され
る場合に発表される。
<融雪注意報>
融雪により、災害(洪水、浸水、土砂災害など)が発生する恐れがあると予想される場合
に発表される。
<霜注意報>
霜により、災害(早霜、晩霜などで農作物に著しい被害)が発生する恐れがあると予想さ
れる場合に発表される。
<低温注意報>
低温により、災害(農作物への著しい被害、水道管の凍結や破裂)が発生する恐れがある
と予想される場合に発表される。
いかがでしたでしょうか。
ちなみに、冒頭で述べました緊急地震速報PLUM法のページは、こちらから。
気象庁ページ http://www.data.jma.go.jp/svd/eew/data/nc/plum/index.html
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