流域雨量指数【気象予報士試験用語チェック】
本日の用語チェックは前回に引き続き、てんコロ。気象予報士講座第17章 警報注意報より「流域雨量指数」についてです。
流域雨量指数は、
河川の流域に降った雨水が、どれだけ下流の地域に影響を与えるかを指数化したものです。
大雨によって発生する河川の増水や氾濫などの洪水災害は、流下してくる雨水の量が多いほど発生の可能性が高く、
かつ、上流の降雨が下流に集まるまでの 時間差も考慮しなければなりません。
それらを踏まえた新たな指標が「流域雨量指数」で、 各地気象台が発表する洪水警報・注意報の発表基準に使用しています。
<流域雨量指数の指数化の方法> 土壌雨量指数と同様、これまで降った雨のデータ、つまり解析雨量と、
今後数時間で降ると予想される雨量、つまり降水短時間予報の雨量データから流出過程と流下過程を計算し、指数化したものです。
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