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【読むeラーニング】第2章 大気の熱力学1 〜その20〜「静力学平衡」

気象予報士講座~第2章 大気の熱力学1「静力学平衡」より

気象予報士講座~第2章 大気の熱力学1「静力学平衡」より

(その19の続き)

では海面更正されていない気圧とは何かと言いますと、現地気圧と言って、現地で直接測った気圧の値ということです。それで何が都合が悪いかと言いますと、海面気圧が1000hPaで、ある程度標高のある山の上で測った気圧が、本当だったら地上で測ったらもっと高いはずなのに山の上だといつも気圧が低いみたいなことになってしまうんですね。そうすると山の上がいつも気圧が低いみたいな状態だと天気図は引けません。本来追跡したいこういう低気圧が出てこないんですね。だから現地気圧をそのまま使うのではなくて、海面更正して海面だったらどのぐらいの気圧になるのかということで補正して出てきた気圧をこういうふうに天気図に描いてあるんですね。だからこれは海面更正の式なんです。この式で現地気圧を海面の気圧に直して、それでこちらの天気図に表しているということなんですね。海面更正の式を使って現地気圧を海面気圧に補正して地上気圧として使っているということを覚えておいてください。

なので、静力学平衡の式気体の状態方程式を使って層厚を出すこともできます。そしてΔpという気圧差を求めることで、山頂の気圧をもし海面だったらということで海面に補正することもできる。ということでたくさん式を勉強しましたけれども、覚えておいていただきたいのは上の2つということですね。

(その21へ続きます)

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