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【読むeラーニング】第3章 大気の熱力学2 〜その3〜「相変化・大気中の水分」

気象予報士講座 「第3章大気の熱力学2 〜相変化・大気中の水分」より

気象予報士講座 「第3章大気の熱力学2 〜相変化・大気中の水分」より

(第3章 大気の熱力学2 〜その2〜「相変化・大気中の水分」の続き

「でその露点温度の絡みでもう一つですね、湿数というのがあります。これは気温と露点温度の差で、T-Tdという風に表します。で、気温と露点温度の差ですから、露点温度でお話ししたのと同様、お話した通りですけれども、湿数が大きいっていうことは、気温と露点温度の差が大きいですので、なかなか温度を下げてもなかなか飽和に達しない。つまり空気中の水蒸気量が少ないということなんですね。ところが、湿数が小さい気温と露点温度の差が小さいということは、ちょっと空気の温度を下げると、そうするとすぐに飽和に達してしまう、空気中の水蒸気量が多いということになる訳なんですね。」

「で、これ、湿数3℃未満、T-Tdが3℃よりも小さい、だから気温と露点温度の差が結構小さいという時、そういう領域は天気図上で湿り域、湿域と表現されるぐらい重要なんですね。で、最後、水蒸気の表現方法で一番面倒臭いのが、比湿と混合比っていうものなんですね。言葉で説明すると、比湿は湿潤空気の中に、水蒸気が何g入ってるのか?混合比は乾燥空気に対して、水蒸気が何g在るのか?ということなんですけれども、図に書いて説明します。まず比湿っていうのは、湿潤空気、その水蒸気も含んでます。水蒸気を含んだその湿潤空気の中にその含まれてる水はどれくらいですか?っていう、これが比湿です。」

第3章 大気の熱力学2 〜その4〜「相変化・大気中の水分」へ続きます。

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