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【読むeラーニング】第3章 大気の熱力学2 〜その4〜「相変化・大気中の水分」

気象予報士講座 「第3章大気の熱力学2 〜相変化・大気中の水分」より

気象予報士講座 「第3章大気の熱力学2 〜相変化・大気中の水分」より

(第3章 大気の熱力学2 〜その3〜「相変化・大気中の水分」の続き

「一方、乾燥空気っていうのは、湿潤空気の中じゃなくて、乾燥空気、水蒸気を抜いた分ですね、乾燥空気分の水、水分。いう風にこういう比で表されるんです。で、実際数字を入れて説明した方が分かりやすいと思いますので、例えば、湿潤空気密度1kg/㎥の中に水蒸気が5g含まれてますよって言った場合、比湿の考え方で言えば、湿潤空気1kg分のその中に5gの水蒸気が、水が入ってますよっていう風に表します。ところが、混合比は、分母、乾燥空気です。乾燥空気ですから、水蒸気の分を抜きます。ですので1kgから5gを引くんです。955分のその引いた5gが分子に乗っかってる。だからちょっとだけ数字が違うんですね。」

「では実際混合比比湿はどういった風に表すかっていうと、w=0.622×p分のep電圧分のe水蒸気圧です。pが電圧ですから、これは正確に言えば、比湿。水蒸気を含んだ電圧分の、水蒸気圧ってことになりますので、これは比湿を表してることになります。ですが、実際にはですね、空気の中に含まれる水蒸気っていうのは、乾燥空気に対して十分に小さいんですね。ですから、これ正確に計算しなくても、混合比と比湿ってほぼ同じ値を示します。ですので、混合比も比湿もこの式で表してしまっても、計算してしまっても、特に大きく差し支えがあるようなことは無いんですが、正確に言うと、混合比っていうのは、乾燥空気に対する比ですので、上の式を混合比にするなら、w=0.622×p、電圧ですね、湿潤空気から、水蒸気圧を引きます。p-e分のeと、いうことになる訳なんですね。」

第3章 大気の熱力学2 〜その5〜「相変化・大気中の水分」へ続きます。

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