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【読むeラーニング】第3章 大気の熱力学2 〜その8〜「大気の鉛直安定度 」

気象予報士講座 「第3章大気の熱力学2 〜大気の鉛直

気象予報士講座 「第3章大気の熱力学2 〜大気の鉛直

(第3章 大気の熱力学2 〜その7〜「湿潤断熱減率」の続き

「天気予報でですね、よく大気の状態が不安定という風な言葉を聞いたことがあると思うんですけれども、その大気の状態が不安定っていうのが、鉛直安定度のことを指しています。で、乾燥大気のですね、安定とか不安定といったことは、どういう風なことで表してるのかというと空気塊の温度、空気の塊の温度がですね、例えば上昇させたりなんかした時に、その同じ高さの周囲の空気の温度よりも、高いのかそれとも低いのか、それによって大気の安定度、安定なのか不安定なのかっていうことが決まります。」

「で、例えばここに20℃の空気塊を上昇させたとします。で、これ未飽和の空気塊だとすると、100m上昇させると、1kmで10℃下がる訳ですから、1℃下がりますよね。ですので空気塊の温度は19℃ということになります。この時100m上空での周りの気温です。周りの気温と比べるんですね。例えば周りの気温が19℃よりも低いんであれば、この空気塊は、空気塊の方が温かいので、上昇を続けます。 逆に周りの気温が19℃よりも高い状況であった場合、空気塊の方が温度が低いということになれば、上昇できません。 」

「ですので、この空気塊が上昇できる大気っていうのは、雲が発達しやすいということで、「不安定な大気」ということになる訳ですね。逆に空気塊が上昇できないような大気のことを「安定」という風に言う訳なんですね。じゃあ実際乾燥大気の安定とか不安定について考えていきますけれども、これ左側の図には、青いのが乾燥断熱減率ですね、青い線。で、この点線で表してるのが、周囲の空気の気温減率です。周囲の空気の気温が、上空に行くに従ってどれ位下がっていくかっていうのの、点線ですね。」

第3章 大気の熱力学2 〜その9〜「大気の鉛直安定度 」へ続きます。

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