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【読むeラーニング】第3章 大気の熱力学2 〜その12〜「大気の鉛直安定度」

気象予報士講座 「第3章大気の熱力学2 〜大気の鉛直安定度」より

気象予報士講座 「第3章大気の熱力学2 〜大気の鉛直安定度」より

【第3章 大気の熱力学2 〜その11〜「大気の鉛直安定度」】のつづき

「こういうですね、実際の大気の中で、空気塊を持ち上げてみましょうということなんです。で、地上にある空気塊ですから、未飽和ですよね、当然。未飽和の空気塊を乾燥断熱減率に沿って、青い線です。青い線に沿ってちょっと持ち上げてみようと。で上昇させてみると、ある点で飽和に達します。その飽和に達する点のことを、「持ち上げ凝結高度」という風に言います。で持ち上げ凝結高度で、飽和に達しますから、即ち雲が出来始めるということでですね、ここが雲底高度ということになる訳ですね。」

「さらに何か上昇流があって空気塊が乗っかって上昇していくと、ある点で気温、周りの気温よりも空気塊の温度の方が高くなってしまう。そういう点に達します。それを「自由対流高度」って言います。で自由対流高度に達すると、今度は空気塊の温度の方が高い訳ですから、浮力を得て、空気塊がどんどんどんどん、かってに上昇していってしまいます。」

「そうすることによって、対流雲が発達するんですね。で、どんどんどんどん上昇していきますけれども、またある点で状態曲線、周りの気温よりも空気塊の温度の方が低くなってしまう、点に到達します。そこがまさに雲の発達の終わりと、雲頂高度に値する訳ですね。」

【第3章 大気の熱力学2 〜その13〜「SSI・対流不安定」】へ続く。

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