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【読むeラーニング】第3章 大気の熱力学2 〜その14〜「SSI・対流不安定」

第3章 大気の熱力学2 「SSI・対流不安定」より

第3章 大気の熱力学2 「SSI・対流不安定」より

【第3章 大気の熱力学2 〜その13〜「SSI・対流不安定」】の続きです。

「で、実際ショーワルターの安定指数ですけれども、T-Trが0よりも大きい場合、周囲の空気の方が温度が高くて、空気塊の方が温度が低いと、いうような状況ですと、この空気塊はその大気に対して昇りにくいということで、安定している大気ですよということが指数化される訳ですね。逆にT-Trが0より小さい、という時は、空気塊の温度の方が高いということですから、空気塊はその大気に対して昇りやすいと、上昇しやすい大気ということでですね、その大気は不安定だよ、ということが、指数化されるということなんですね。」

「ですから、T-Trが大きければですね、プラスだったら安定。T-Trがマイナスだったら不安定という風に言えてしまうんですけれども、実際はですね、SSIがプラスであっても、安定だよっていう指数であってもですね、非常に強い上昇気流があるというような場合、プラス3位な場合、SSIの指数としてプラス3位までは、対流性の雨、積乱雲からだーと降ってくる様な雨ですね。対流性の雨が降る可能性はありますよということですね。だから気は抜けないということです。」

「でもう一つですね、大気の状態をこう表すものとして、対流不安定という重要な項目があるんですけれども、対流不安定ってどういうことかと言うとですね、今言った様に850hPaにある空気塊を上昇させて、500hPaまで持って行った時に、というSSIを調べた時、この状態でSSIを調べてみたら、現在は安定してるよと、今は安定した気層だよということがわかっていました。わかってたんですけれども、これが気層全体です。空気塊じゃなくて、空気の塊だけじゃなくて、この気層全体が持ち上がっちゃったら、いきなり不安定な気層になってしまいましたと。

【第3章 大気の熱力学2 〜その15〜「SSI・対流不安定」】へ続きます。

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