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【読むeラーニング】第3章 大気の熱力学2 〜その15〜「SSI・対流不安定」

第3章 大気の熱力学2 「SSI・対流不安定」より

第3章 大気の熱力学2 「SSI・対流不安定」より

【第3章 大気の熱力学2 〜その14〜「SSI・対流不安定」】の続き

「そういう気層のことを、そういう状態のことを「対流不安定」っていう風に言います。」

対流不安定っていうのは実際どういうことかと言うと、現在の大気の状態が安定であっても、気層全体が持ち上がると、不安定な気層になると、いう風に言いましたけれども、ではどういうことかと言うと、実際、下層と上層が気温差が10℃しかない、10ケルビンですよっていう気層があったとします。で、これ気温差10ケルビンで、今安定してる状態だったんです。ところが、安定した大気だったんです。空気塊が昇りにくい大気だったんです。ところが、一点、下層が凄い湿ってて、上層は凄い乾燥していると、そういう状態でしたと。そういう状態だった場合ですね、この気層全体が、この黄色い部分ですね、気層全体がごそっと上がっちゃった場合、なんとですね、下層と上層の気温差、温度差がですね、元々10ケルビンだったのに気温差が20ケルビン。気温差が大きくなっちゃうんですね。このように不安定な基層になってしまうんです。」

それがポイントになるのが、下層が湿潤で上層が乾燥しているという大気の状態なんですね。その気層が上昇すると気温差が大きくなって、不安定な気層になると、いうことが「対流不安定」ということなんですけれども、それを実際にですね、グラフで見ていきますけれども、この水色の状態曲線が初期状態です。AとB、Aが下層でBが上層です。初期の状態曲線だとスターとは安定してましたと。安定してるということはわかってるんです。ところが、Aが凄い湿ってると、それに対してBが凄い乾燥してる。上空に行くに従って乾燥してるような大気だった場合、この気層がごそっと上層に持ち上がっちゃった場合を考えます。」

【第3章 大気の熱力学2 〜その16〜「SSI・対流不安定」】へ続きます。

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