【読むeラーニング】第3章 大気の熱力学2〜その27〜「理解度チェック」
(第3章 大気の熱力学2 〜その26「理解度チェック」の続き)
「それでは二問目ですね、これは空気塊の断熱変化に関する問題です。この図を見れば、問題を解いたことがある人がいれば、「あ、これフェーンの問題かな?」っていうのがわかるんですね。空気の断熱変化についてのべた次の文章の空欄⒜~⒞にあてはまる語句や数字の組み合わせについて、①~⑤の中から正しいものを一つ選べって書いてあります。」
「①~⑤の中からって書いてありますが、これは①~⑤の選択肢を見てヒントを得るのではなくてですね、この文章を読みながら、この図に自分で書き込んで、問題を解いてみるっていうのが大事です。それではいつものように映像を止めて、ちょっと問題を解いてみてください。」
「わかりましたでしょうか?それでは解説をしていきます。解説していきますが、選択肢はこのようになっております。簡単なんです。実は問題の計算するところはありますけれども、問題の計算は簡単な計算ですので、ケアレスミスに気をつけてください。まず文章だら~と書いてありますけれども、その文章、この中身がこの絵に描かれてるということです。まずですね、斜面Aの麓で温度20℃の湿潤空気塊が2000、山を越えたんですね。こうやってワーって登ってって、ワーと、こっちの風上から風下に向かって空気塊が山を越えたんです。でその時に、そこから山の頂上までは⒜に従って上昇する。書いてあります。 斜面Aの高度1000mで飽和に達したって言ってるんです。だから、1000m赤い線で表しましたけれども、ここまでは乾燥断熱減率なんです。だって未飽和だから。「その先何に従って上昇するんだ?」っていう風に聞いてるんです。飽和に達してますから、その先は1000mから山頂までは、湿潤断熱減率で変化していきますよと、いうことになります。」
(第3章 大気の熱力学2 〜その28〜「理解度チェック」へ続きます。)
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