【読むeラーニング】第3章大気の熱力学2〜その39〜「飽和相当温位」
(第3章 大気の熱力学2〜その38〜・「飽和相当温位」の続き)
「線が交わるところ、ここで空気塊は浮力を得て、上昇流、周りの力が無くても自分の力で自分の浮力で上昇することができる、所謂ここが自由対流高度になる訳なんですね。なら、なんか同じですよね、温度のエマグラムと。この様にですね、温度の状態曲線とほぼ同じように考えることができると、いうことなんです。だからね、飽和相当温位って急に出てきたりすると、「おやっ!これはなんなの!」っていうことになりますけれども、悪魔でも大気の状態を把握するものと。露点温度みたいなね、雑に言うと露点温度みたいな扱いできるんだなっていう風なところで覚えといて貰うといいかもしれないです。」
「例えばこんな問題が出ました。これね、39回の気象予報士試験で専門分野で出たやつなんですよ。専門分野で出た問題なんですけれども、飽和相当温位、出てきました。これはですね、温位エマグラムが出たんですね、なので横軸に温位、縦軸に気圧っていうのが表れています。でここにプロットされている線ですけれども、書いてある通り、実線が温位です。で波線になってるのが相当温位で、点線は飽和相当温位ですよと。この大気の状態、それぞれあ、い、う、えの大気の状態がありましたと。で実際の問題はですね、ここ文章が出てるんですよ。こんな大気気象現象がありました、雪が降ってましたとかね。梅雨前線の近くで大雨が降ってましたみたいな文章があって、それがどの温位エマグラムか選ぶっていうね。難しい問題です。なので今は例えばこういう問題で、出てくるような、飽和相当温位、相当温位、温位エマグラムっていうのが、どういう意味かっていうのをどういう風に把握できるか、大気の状態が把握できるかっていうのを、ちょっと見ていこうと、覚えて、少しね頭の隅っこに置いといてぐらいでいいと思います。でまず「あ」ですけれども、特徴的なのはですね、温位も相当温位も飽和相当温位も全部接近していますね、近いです。キュって近くてしかも全部こう低い方にありますよね。温位が凄く低い方にある。」
(第3章 大気の熱力学2〜その40〜・「飽和相当温位」へ続きます。)
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