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【読むeラーニング】第3章大気の熱力学2〜その40〜「飽和相当温位」

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第3章 大気の熱力学2〜その39〜・「飽和相当温位」の続き)

「温位が凄く低い方にあって、相当温位が温位に近いというのが特徴です。まず温位が低いってことはそもそも空気の温度が低いんでしょうね。寒いんですよ、だから。「きっと寒い」「気温が低い」みたいなことと同じです。そして相当温位と温位が近いということは、これは「ほとんど水蒸気少ないよ。」っていうことになります。で飽和に近い、飽和に近くて水蒸気量がそんなに多くなくて、で気温が低いと、これはですね、なんらかの降水現象があり、しかもそれが雪とか霙とか、要するに寒候期、寒い時期に降水現象があるものだろうなということを把握することができるんです。」

「で同じように考えると「え」を見ていただくと、「え」も実は相当温位と飽和相当温位が近いんですよ、線がね。くっついてますよね。相当温位線と飽和相当温位線が近いということは、それだけその大気が飽和に近い、ほぼ飽和してるということになりますから、やっぱりこれも降水現象。雨降ってる可能性があるんです。あと違うのは、温位は低いけど圧倒的に相当温位が高いですよね。これはもう暖湿期ガンガン入ってる、温かくて湿った空気が流入している時の、温位エマグラムになってる。そういう大気の状態になってるよというのがわかるんです。じゃあその時の降水は何かって言ったら、雪とかじゃないですよね。雨で、しかももしかしたら結構激しい雨降ってる可能性、ありますよね。そういうのが選択肢の中にあればそれを選ぶということです。そういう違いがあるんですね。」

第3章 大気の熱力学2〜その41〜・「飽和相当温位」へ続きます。)

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