【読むeラーニング】第3章大気の熱力学2〜その41〜「飽和相当温位」
(第3章 大気の熱力学2〜その40〜・「飽和相当温位」の続き)
「じゃあ「い」は何だ?「い」はなんでしょうね?「い」は780hPaぐらい、ここから下はくっついてますよね。相当温位線と飽和相当温位線。ところがそれより上は開いているっていうね、キュっと開いてますよね。だから下は湿ってて、これより上は乾燥してるよと、いうことになるんです。これなんかね、状態曲線をいろいろ見ていくと似てるものがあるんですよ。それはおいおい勉強していきますけれども、 下層が湿っていて上が乾燥しているよ、いう状態、もし選択肢の中にオホーツク海高気圧とかね、あったら「下層だけに湿った空気が流れてるよ。上は乾燥してるよ。」みたいなね、そういう大気の状態も勉強した後にこういうものを見ると、なんかね、リンクしていくんですね。」
「最後の「う」はですね、これはよくわかんないけど、一つわかるとしたら、この相当温位線見てください。1000hPa~700hPaまでキューっとね、上空に行くに従って相当温位が低くなってますよね。なんか聞いたことありませんか?上空に行くに従って相当温位が低くなってるということは、上の方が乾燥していると、いう風に考えられます。実際飽和相当温位というのを見ていただくと、上の方が乾燥してるのはわかりますよね。そうするとこれ、対流不安定な成層かもしれませんよと、いう事がわかるんですね。こんな風にですね、飽和相当温位ってちょっと難しい言葉だし扱いが難しいかもしれませんけれども、最近はですね、学科試験の一般専門にも出てきますので、よく勉強しておいてください。わかんなかったら繰り返しね、出てきた場面場面でいろいろ勉強していくといいかもしれませんね。」
講座サンプル
てんコロ.の気象予報士講座 大好評発売中!
気象予報士講師としても、気象庁や大手企業での予測業務でも活躍中の気象予報士、佐々木恭子先生による合格対策講座です。
国家資格の気象予報士試験は合格率5%という難関の資格です。一方気象予報はとっても身近な存在であり、誰もが気象に興味があれば学んでも楽しい分野です。
キバンインターナショナルのクロマキーシステムを駆使した映像は、気象画像を多く使用する当講座にはベストマッチです。佐々木先生の講義も個性あふれていて楽しい講座です。 講座は分かりやすくするため、なるだけ専門用語を使っていません。
普通のテキストでは図解されていないようなところにもふんだんに図解を盛り込んでいます。
「文系だから」「合格率悪いから」「物理避けてきました」。そんな初学者の方にも分かりやすく丁寧に解説しています。eラーニングにも関わらずリラックスできる雰囲気が特徴です。
講座の詳細、無料体験、ご購入は下記をご覧ください。 http://tenki.elearning.co.jp/?page_id=15
ログインはこちらから。
「eラーニングをすべての人に!」
株式会社キバンインターナショナル KiBAN INTERNATIONAL CO.,LTD.
Web : http://elearning.co.jp
E-mail : international@kiban.jp
担当:kobayashis