【理解度チェック】14章 数値予報・プリミティブ方程式に関する問題
【プリミティブ方程式に関する問題】気象予報士講座第14章より。
気象庁の数値予報モデルについて述べた次の文章の空欄(a)から(d)に入る適切な語句の組み合わせを、1から5の中から一つ選べ。
静力学平衡とは、重力による下向きの力と鉛直方向の(a)が釣り合っている状態のことである。予測対象とする現象の水平スケールが鉛直スケールより十分(b)場合には、静力学平衡が成り立っているとみなせることから、(c)ではこれを仮定した近似を使っている。日本列島とその周辺を予報領域とするモデルでは、局地的な低気圧や組織化された積乱雲などの予報精度を向上させるため、鉛直方向の速度も(d)に基づいて予測計算を行っている。
【選択肢】
(a) (b) (c) (d)
1,摩擦力 大きい 全球モデル 運動方程式
2,摩擦力 大きい メソモデル 連続の式
3,摩擦力 小さい メソモデル 連続の式
4,気圧傾度力 大きい 全球モデル 運動方程式
5,気圧傾度力 小さい メソモデル 連続の式
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【解答】
4
【解説】
基本中の基本ですので、わからなかったらそのまま覚えてください。
(a)気圧傾度力。一般分野で静力学平衡の最初に習った部分です。
(b)大きい。
(c)全球モデル(GSM)。 わからなかったら復習してください。
(d)メソモデルのこと。鉛直流が大きいので無視できないぞということで、運動方程式をに基づいて計算しています。。
※数値予報モデルの種類、特に全球モデルとメソモデルをしっかり復習してください。とプリミティブ方程式の意味はしっかり理解しよう。
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