【理解度チェック】雲粒や氷晶の生成・成長のメカニズムに関する問題
本日は、てんコロ。気象予報士講座第2章から雲粒や氷晶の生成・成長のメカニズムに関する問題です。解いてみましょう。
「問題」
雲粒や表彰に関する次の文章(a)~(d)の成語の組み合わせとして、正しいものを1~5の中から一つ選べ。
(a)水晶のほとんどは、-40℃前後の低温の雲の中で不純物を含まない水滴が凍結して生成される。
(b)大陸上の積雲に比べて、海洋上の積雲内に含まれる雲粒の平均的な半径が大きく、単位体積中の雲粒の数が少ないのは海洋上の方が単位体積の空気中に含まれる水蒸気量が陸上よりも多いためである。
(c)同一質量の氷晶が、同一環境下で水蒸気の拡散のみによって成長する場合、氷晶の単位時間あたりの質量増加率は氷晶の形状に依存する。
(d)過冷却雲粒が豊富に含まれる雲内で発生した氷晶は、氷晶や雲粒の大きさに関わらず雲粒の補捉によって成長する。
「選択肢」
(a) (b) (c) (d)
1、正 正 誤 誤
2、正 誤 正 誤
3、正 誤 誤 正
4、誤 誤 正 誤
5、誤 正 誤 正
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「解答」
4
「解説」
誤(a):雲の中の過冷却水滴は、通常-4℃以下でエアロゾルの助けで氷晶になり始める。
誤(b):水蒸気量が原因ではない。
海洋上のエアロゾルは数が少ないけど、巨大核だから雲粒の半径が大きく、単位体積中の数が少ない。
正(c):この文章をそのまま覚えよう。
誤(d):過冷却水滴を併合して成長していく過程では、氷晶や雲粒の落下速度が関係している。粒が大きいほど落下速度が大きく、捕捉による成長度合いが大きい。
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章ごとに理解度チェックができるので、とっても便利です。
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